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お電話で2019/12/3 メディア掲載
農経新聞「機能強化する地方市場」記事で茨城県大同青果様にて導入した静岡冷工の「3面壁パネル可動式冷蔵庫」が紹介掲載されました。
「機能強化する地方市場 茨城県大同青果」記事の内容を一部省略してご紹介します。
機能強化する地方市場
低温設備増強 業務見える化
茨城県大同青果
経営環境がますます厳しくなる中で、地方卸売市場青果卸も機能強化の必要性に迫られている。
茨城県水戸市公設地方卸売市場の茨城県大同青果(鈴木敏二郎社長)では、静岡冷工製の「3面壁パネル可動式冷蔵庫」を増設してコールドチェーンをさらに推進するとともに、クラウドチェックシステムを活用して業務を見える化。
さらに新規事業として「ITコンサルティング・システム導入支援事業」も開始した。
同社では昨年11月に3面壁パネル可動式冷蔵庫(10m×12m)を導入していたが、今月からこれまでサツマイモ、ゴボウなどの売場に同様の冷蔵庫(15m×15m、高さ3.6m)を設置した。
これは断熱効果の高いパネル(幅1m=同社の場合)を組み合わせ、吊り天井に冷却ユニットを設置した冷蔵庫。
パネルは手動で簡単に収納できるので、冷却が不要な時は解放し、物流効率を高める。
4面のうち1面は既設の冷蔵庫の壁を利用したが、全く壁のない場所に「4面可動」として設置することもできる。
また、パネルが簡単に動かせるため、動線が制限されない。
奥に置いてある商品の取出しや、パレットを2段に積んでからフォークリフトで搬入するなどもスムーズ。
現在は”適温”のため、冷蔵庫ではなくオープンスペースの売場にしている。
照明が十分で天井が低いため、「これまで暗かった売場が明るくなかったので、買参人の方が寄ってくれるようになりました」(安藤慎矢・営業第三部副部長)という。
一方、冬場に向けては「冷蔵庫と逆の使い方を狙います」(根矢保英・取締役本部長)という。
例年だと気温がマイナス7℃程まで下がり、商品に凍傷が発生する。
防止策として電源を切った冷蔵庫で保管するが、全量は収容できないので、やむなく売場でそのまま保管することもあった。これらの解消が期待される。
なお、今回の増設には中小企業庁の「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」を活用。
来年以降も壁パネル可動式冷蔵庫の増設を予定し、配送センターとしての活用も検討していく。
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