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お電話で2022/3/21 メディア掲載
結露に悩まされていた千葉県の公設市場にて防熱工事を施工致しました。
その事例が空調タイムスの記事となり紹介されました。
掲載記事の紹介の他にも防熱工事の模様を画像、動画にてさらに詳しく紹介しております。是非、最後までご覧ください。
記事の内容と施工時の写真を交えてご紹介します。
千葉の公設市場で
防熱工事で冷蔵庫の結露防止
地元・静岡を中心に全国にわたり、顧客の要望に応えたオーダーメイドのプレハブ冷蔵庫設備の設計・施工を展開する静岡冷工(社長=平田繁男氏、本社・静岡市葵区唐瀬3-6-13)。
同社は今期(2022年9月期)、立ち上がりから好調で、昨年11月には多くの工事が集中した。
一つには、同社と共に数年にわたりコールドチェーン(CC)化に取り組んでいる浦和中央卸売青果市場で、老朽化が進んでいる屋根の工事を行った。
また神奈川・相模原の食品工場では茹で麺の冷却用チラーを導入した。
特筆すべきは千葉県内の公設市場で実施した防熱工事。
同社ではない他の業者の設計ミスによってプレハブ冷蔵庫外側に大量の結露が発生し、市場側も困り果てていたが、同社が的確な防熱工事を行うことで結露の防止に成功した。
この千葉県内の公設市場では、立体駐車場の1階に、倉庫加工場を含む隣りあわせのプレハブ冷蔵庫が2基設置された。
冷蔵庫は、フォークリフトの衝突防止用に腰高1m厚さ20cmのコンクリートを立ち上げてこのコンクリート上部にパネルを組立てた造りとした(外は常温、内部は5℃)だが試運転してみると、わずか4〜5日で冷蔵庫外コンクリート壁に水溜りができるほど結露が大量に発生してしまった。
静岡冷工は別件でこの市場を訪れていたが、この事態を受けて相談に乗り、急遽、防熱工事を実施した。
防熱工事の内容は、内壁のコンクリートと冷蔵庫側の土間との間にヒーターを設置。
またパネルから5cm間隔を開けて縞鋼板を立ち上げ、縞鋼板とパネルの間に低音発泡のウレタンを吹いた。
加えて天井も化粧工事を行った。
こうした対策を施してから試運転したところ、結露が生じないことを確認。
市場側は他の業者に相談しても防熱工事の方法が分からず困り果てていたため、この結果に非常に喜んだという。
現在、この公設市場から同社は様々な相談を受け、それに応えた提案を行っている。
例えばプレハブ冷蔵庫のドアについて相談を受けた折には、片方のドアに触れると両方のドアが開く両開きドアを提案、今月から4台を設置する。
また電動アコーディオンカーテンも導入するが、鉄骨に溶接はできない条件があるため、特注部品での接続を行う。
今、足元では半導体や部品の供給が滞り、メーカーが冷凍機を出荷できない状態が続いている。だが、平田社長は冷凍機のない状況でも「提案できることが大事」とし、積極的に顧客の困りごと解決に応えている。
その一つに、高温多湿化が進む日本において増えてきた結露を防止する防熱工事がある。
静岡・焼津のマグロの加工場でも天井裏で結露が発生しており、防熱工事を予定している。
また前述した浦和中央卸売青果市場では、そもそものCC化から繋がりができたわけだが、今は屋根工事を始め、困りごと解決を様々に手掛けている。
そこには「少しでも安心・安全な設備を届けることが使命だと思っている」という平田社長の考えがある。
安心・安全に設備を使ってもらうため、平田社長は、冷凍機を設置する際には顧客に必ず「バックアップ機能を持たせてほしいと提案している」とし、それは「長い付き合いができる唯一の方法」でもあるという。
不具合が生じてもすぐに同社が駆けつけられるとは限らず、また現在のように部品調達が困難になることもあり、バックアップがなければ本当の意味で顧客のためになる提案できないためだ。
「金額が安い仕事に良い仕事はないと思っている」と平田社長。
その言葉には、金額を第一優先する関係性の土台となる十分な設備の導入が難しいとの認識がある。
同社のこの先の案件としては、2〜3月にかけて埼玉・川越のマグロの加工場で、パッケージエアコンを冷凍機及びユニットクーラーに入れ替える工事を予定している。
更に静岡・浜松の市場からは、農業系新聞に掲載している同社の記事・広告を見たという連絡が入り、4月末の竣工を目指し、プレハブ冷蔵庫工事を取りまとめている。
ここでは日立のR448A冷凍機を3台導入する。
今後の動向が注目されるのが、静岡県内の冷凍倉庫の案件。
この倉庫は、庫内温度マイナス25度Cで、広さは50坪、高さ約10m。
同社は北海道の冷熱業者の協力を得て、特殊な放射冷却システムを提案している。
なお同社には今年、20代の若手2名が入社予定。
一人は日経新聞電子版「私の道しるべ」に掲載された平田社長のインタビューに触発され、同社で技術者になりたいと志願。
もう一人はこれまで協力業者として多くの現場を共にしてきた技術者。
平田社長は「仕事は厳しさ2割、楽しさ8割」をモットーと話し、若い人にはまずは仕事の楽しさを覚えてほしいと話す。
そして「利益が出せないのは社長の責任、利益が出せた時は社員の頑張りのお陰」との認識を語り、社員の働きこそが会社の中心にあり、社員への感謝を忘れないと話した。
今回の空調タイムスで紹介されてましたように、冷凍機、冷蔵設備の工事施工のみならず防熱工事、屋根工事などお客様の要望や困りごと解決の最善のご提案をさせていただいており、共に解決すべく様々な工事施工を行なっております。
静岡冷工は、お客様の安心、安全、発展を第一に取り組んでおりますので、冷蔵、空調設備等に限らず、ご相談、ご質問をお気軽にお問い合わせください。
手動式両引きスライド扉
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電動アコーディオンカーテン式冷蔵庫設備
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R448A冷凍機
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