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お電話で2022/8/30 メディア掲載
静岡市場・東海青果
中堅仲卸も鮮度管理強化
静岡冷工製の冷蔵庫導入
青果卸売市場にとってコールドチェーンは必須だが、中堅仲卸でも同様だ。
静岡市中央卸売市場の東海青果(赤井毅社長、社員6人・パート25人、年商10億円)では、店舗に隣接した既存の冷蔵庫に、静岡冷工製の壁パネル可動式冷蔵庫を組み合わせて拡張した。
鮮度管理の強化とともに、動線確保など作業効率を追求する。
同社はスーパー、青果商、飲食店など幅広い顧客に対応している。
しかし、これまで鮮度管理については、わずか35平方メートルしかない冷蔵庫で、何とかやりくりしていた。
ただ、年々温暖化の影響などで夏場の気温がますます高くなる中、冷蔵施設の拡張は必須。
このため各地の青果市場に冷蔵庫設置の実績のある静岡冷工と打合せ、今年6月7日から着工、同30日から稼働したもの。
工事方式は、まず既存の冷蔵庫を覆うように、固定式の壁と可動式の壁パネルを設置。
その後、元々の冷蔵庫の壁(2面)を撤廃した。
完成後の面積は130平方メートル(10m×13m)となり、以前の4倍近くとなった。
可動式壁パネルは1面だけ採用(他に固定式のドア1か所)。
しかし、フォークリフトの動線確保には十分で、搬入・搬出がスムーズに行われるようになった。
現在は冷蔵庫内で簡単なセット作業も行っている。
使い勝手の良さと低コストにも評価
工法や運用にはコスト削減の工夫が。
床は既存の床を、ほぼそのまま活用。
元々の冷蔵庫部分の床と拡張した部分の床には段差があったが、完全にフラットにはせず。なだらかになるように加工を施した。
「スタッフはフォークリフトに操作に慣れているので、これで十分」(赤井社長)。
また、室内の空調設備は、既存の小型空調機2機を外し、新たに大型空調機4機を設置。
ただし、常にフル稼働する必要はなく、「秋期は1〜2機だけ稼働させ、冬期はパネルを開放しておけばよい。パネルを開放しても(温暖な静岡県では)凍結の心配もない」とする。
同社では、来年以降も増設を検討している。
赤井社長は「規模にかかわらず、青果仲卸にとって冷蔵設備は必須。使い勝手が良くトータルコストも安いこの冷蔵庫を活用していきたい」としている。
2面壁パネル可動式冷蔵庫設備
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3面壁パネル可動式冷蔵庫設備
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4面壁パネル可動式冷蔵庫設備
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可動パネル式冷蔵庫
可動パネル式冷蔵庫
2面壁パネル可動式冷蔵庫設備
3面壁パネル可動式冷蔵庫設備
4面壁パネル可動式冷蔵庫設備
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