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WEBで2026/1/8NEW メディア掲載
25年度は静岡県内2つの大型工場案件で業績好調
今年は青果市場や半導体関連も
運用時メリット重視した設備提案
冷熱エンジニアリング力で顧客の要望を高い次元で具現化し、その品質と真摯な姿勢に高い評価を得ている静岡冷工(社長=平田繁男氏、本社・静岡県静岡市葵区唐瀬3-6-13)。
同社は地元・静岡県に縛られずに、広域で冷凍冷蔵設備工事を展開しており、近年では全国の青果卸売市場の案件を手掛けることが増えている。
同社は市場側の要望に応え、省エネかつ作業動線にも配慮して、作業効率が工場する設備を提案。
導入コストの安さではなく、長期的な観点から設備運用時のメリットを重視する同社の設備は高く評価されており、それが今日の仕事に繋がっている。
そこには、運用時のメリットこそが顧客にとって決定的に重要という同社の確信と共に、それを適切に評価してもらえる顧客との間でこそ『対等』な関係性を築くことができ、継続的な関係性に繋がるという考え方がある。
同社の2025年度(25年9月期)の売上は過去2番目に高く、利益は過去最高を達成するなど、好調な着地となった。
高い利益の主要因は、静岡県内で手掛けた2件の大型案件において、機器の搬入を含む、様々な種類の工事を自社施工したことが挙げられる。
静岡県内の大型案件2件のうち、1件は富士宮のファーストフード向け食品工場の増築工事。
冷凍機は三菱電機のR463A-Jの冷凍機を導入した。
1期工事は120坪の冷蔵庫(室温3°C)の増築工事で、冷凍機は25馬力を5台、ユニットクーラーは10馬力と15馬力を計10台導入。
2期工事は倉庫(室温20°C)の増築工事で、冷凍機は10馬力2台、ユニットクーラー5馬力を4台導入した。
この案件では昨年末より、既存倉庫を冷蔵庫に改装する3期工事にも取り組んでいる。
もう1件は浜松の孵卵場(ふらんじょう。ひなを孵化させる施設)でのクリーンルーム工事。
ここでは日立の30馬力チラー3台、温水ボイラ2缶、蒸気ボイラ1缶、エアーコンプレッサ、エアーシャワーを導入した。
今年は、この案件と同種の大型案件の話も上がっている。
青果市場関係でも多方面で動きがある。
埼玉・浦和中央青果市場は、同社が青果市場での仕事を拡大する契機となった市場(約15年前、同市場にオーダーメイドのプレハブ冷蔵庫設備を導入して以来、静岡冷工と信頼関係で結ばれている)だが、昨年、同市場内にある卸売会社の冷蔵倉庫で、冷凍機2台を日立のR448A冷凍機に更新した。
以前から継続的に実施している更新の一環であり、顧客からは電気使用量が大幅に削減できたことが喜ばれている。
また同市場から紹介を受けた埼玉・熊谷の青果市場では、今年、農水省の補助事業を活用して冷蔵庫の更新を行う計画。
このほか、関東圏では仕分け配送センター関係でも大きな案件が動いているようだ。
関西圏でも、農林水産省の補助事業を活用し、冷蔵庫の更新を行う計画が動いている。
足元では、三重県で半導体製造に使用する溶剤の保管用冷蔵庫を受注した。
この案件では、以前から付き合いのある機械会社から、静岡冷工が特命で指名を受けた。
防爆ユニットクーラーや防爆照明器具を導入し、今年5月末に竣工を予定。
この案件のほか、今秋以降に半導体工場のクリーンルーム案件の話が上がっているという。
静岡冷工の工事品質に対する評価は高まっている。
同社は昨年、「週刊エコノミスト」(毎日新聞出版)が創設した、次の100年を担う企業・人物を表彰する「エコノミスト未来賞2025」で、プロフェッショナル部門を受賞した。
静岡冷工が長きにわたり高度な仕事を手掛けてきたことが評価されたものであり、前述した半導体用溶剤の冷蔵庫の案件では、施主が同社のホームページを通して同賞の受賞を知ったことが、同社への特命発注に繋がった。
冷設業界の深刻化する人手不足も、同社の技術力の評価に繋がっている。
例えば埼玉・桶川の食品工場では同社の技術力を評価し、それまで担当していた業者に代わり、同社が冷設のメンテナンスや更新工事を手掛けることになった。
背景には、以前までメンテナンスを手掛けていた冷設業者の熟練職人が高齢化で減少したことがある。
また、空調設備市場の拡大により、冷設ではなく空調設備工事に力を入れる業者が増えていることも、間接的に同社の技術力の価値を高めている。
こうした中、同社は「今後も冷凍機に特化していく」と平田繁男社長。
冷蔵庫の不具合は、顧客の事業にとって死活問題となりかねないため、顧客から呼ばれれば、たとえ夜中であっても駆けつけなければならない。
大変な仕事だが、その分、社会にとって必要な仕事であり、その重要性を社員は理解している。
だからこそ、同社は冷凍機の仕事に特化していく。
同社は、顧客目線に立った設備を提案する。
顧客からすれば、導入コストが安価であることに越したことはないが、一般的に言って、安価な設備を導入する代償として作業動線を犠牲にすることが常だった。
対して同社が提案するのは、導入コストではなく、運用面での顧客メリットを重視した設備。
すなわち、無故障を前提とながら、顧客の要望に応えた作業しやすい設備、省エネでランニングコストが安価な設備のことだ。
ただ、そうした提案が実るには、顧客側に、同社と同じ評価軸を持ってもらうことが必要。
その上で、互いにリスペクトし合う「『フィフティ・フィフティ』の立場でなければ、より良い設備はできない」と平田社長は主張する。
同社には20代の若手を含めて、志を持つ技術者の社員が集う。
そこには、『社員ファースト』を掲げて社員とその家族を第一に考える同社の姿勢に対する評価と共に、顧客の長期的メリットを追求する姿勢こそが良い設備に繋がり、次の仕事にも繋がるという循環を、社員が理解し、やり甲斐を感じていることも大きいと考えられる。
静岡県西部「孵化場」
・クリーンルーム工事、冷水チラー工事
・温水ボイラー・蒸気ボイラー工事
・エアシャワー工事、エアーコンプレッサー工事
・クッションタンク(冷水・温水2基)工事
静岡県東部ファーストフード冷蔵庫増設工事
【冷凍機設置風形(うしろに富士山あり)】
・三菱電機製 25H×5台
・三菱戦機製 冷却器 10台
・使用冷媒 R463A
記事内の紹介された事例の他にも様々な案件に対応した導入事例もご覧ください。
エコノミスト未来賞2025受賞時やスピーチの内容、会場の様子などを紹介しております。
空調タイムス「エコノミスト未来賞を受賞 静岡冷工」記事として紹介されております。
ソイフードジャーナル「エコノミスト未来賞2025 プロフェショナル部門受賞」として掲載され紹介されております。
農経新聞「静岡冷工の平田社長がエコノミスト未来賞に」記事として紹介されております。
週刊エコノミスト「顧客視点の設備提案作業効率向上を実現 – エコノミスト未来賞2025」ページから引用
https://www.weekly-economist.com/mirai-award2025/
週刊エコノミスト「顧客視点の設備提案作業効率向上を実現 – エコノミスト未来賞2025」ページから引用
https://www.weekly-economist.com/mirai-award2025/professional/hirata_shigeo/
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