054-246-0636
お電話で2021/4/23 メディア掲載
記事の内容は以下よりお読みいただけます。
山田青果卸売市場
長崎県で集荷強化
島原のセンター改装
生産者の高齢化などが急進する中、全国の産地市場は集荷対策を強化している。
熊本県の山田青果卸売市場(中野真介社長、本社=熊本市北区、2019年度税込取扱高=67億円)では、長崎南集荷センター(長崎県島原市)をリニューアルした。
冷蔵設備も備え、島原・雲仙地区の野菜の集荷を強化する。
中野社長は「県域を越えた集荷競争も激化しており、単なる集荷拠点ではないビジネスモデルを構築していきたい」としている。
同社はトマトなど果菜類を中心とした夕セリの産地市場として有名。
大型選果ラインも設置し、個選農家の手が回らない選果・商品化の代行も行う。
同社規格にもとづき厳選に選果された共同選果商品は「美味果菜(うまかな)」のブランドで、買参人を通じて全国に出荷。
また選果ラインは通さないものの、個選品で同等の品質を持つものは、「良果菜(よかな)」のブランドで出荷されている。
新施設は363平方メートルとコンパクトだが、壁パネル可動式冷蔵庫(静岡冷工製、72平方メートル)なども備え、品質管理も万全。
午前中は周辺産地から庭先集荷を行い、本社に発送し、夕セリで取引する。
現在の中心品目はダイコン、レタス、ハクサイだが、今後はトマト、ジャガイモ、ネギ、タマネギ、ショウガなども強化する。
この長崎南集配センターは、設置してから30年程になる。
ただ、これまでは「単なる集荷場」だったという。
しかし中野社長は「集荷だけなら物流業者への委託でも可能。今回のリニューアルは集荷機能の向上に加え、支店としての営業機能強化が目的。そのために(これまでなかった)OA機器なども完備した」とする。
「産地の真ん中」という立地を活かした、これまで以上の農家との連携強化をはじめ、本社への搬送だけにとらわれない物流・商流面での合理化など、産地市場の機能を活かした新たなビジネスモデルが考えられそうだ。
同センターの塩崎安弘営業部主任をはじめとする3人のスタッフは、いずれも地域出身で農家のつながりが深い。
中野社長は「本社でのセリ販売の経験はないが、それだけに固定概念にとらわれない、新しい発想を期待したい」としている。
動画でも紹介しておりますのでご覧ください。
壁パネル可動式冷蔵庫の外観内観など詳細はこちらをご覧ください。
九州農産物の中心地熊本県植木町に青果卸売市場を設立。
九州の青果物流の担い手として青果物の集荷・販売を行っています。
経済圏は九州一円、中国地方・阪神地区、また全国の荷受会社・商社・各スーパー並びに、外食産業等々ニーズに応じた商品供給を行っております。
鮮度の維持を重視する為、当日集荷した青果物を夕方にセリ販売、相対販売等を行い迅速に消費地へ供給しております。
全国のお客様のニーズにお応えして最適なご提案をご用意致します。
静岡冷工の冷凍機、空調設備などに関するご質問、ご相談などお気軽にお問い合わせください。