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お電話で2021/5/11 メディア掲載
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低コスト冷蔵庫好評
壁パネル可動式
地方市場に導入進む
すでに青果卸売市場ではコールドチェーンが必須となっている。
その中で冷蔵設備・空調設備をトータルでプロデュースする静岡冷工(平田繁男社長、本社=静岡市葵区)では、「壁パネル可動式冷蔵庫」「電動アコーディオンカーテン式冷蔵庫」を提案。
低コストでも確実に温度管理でき、しかも使い勝手のよい低温設備として、地方市場青果卸に導入が進んでいる。
カーテンからパネルに変更し効率アップ
浦和中央青果市場
浦和中央青果市場(三橋一公社長、さいたま市桜区)では、全国の青果市場に先駆けて2016年から静岡冷工製の壁パネル可動式冷蔵庫および電動アコーディオンカーテン式冷蔵庫を導入してきた。
このほど第2期工事(17年7月)で増強した電動アコーディオンカーテン式冷蔵庫(10メートル×20メートル)を、壁パネル式に変更した。
第2期工事部分は、特定の顧客のピッキングではなく、夜間〜早朝までの品目別一時保管に利用されている。
当初は電動アコーディオンカーテン式で問題なかったが、より冷房効率を高めるために壁パネル式としたもの。
これにより庫内温度は3〜5℃下がり、夏場でも18℃で運用できる見込み。
電動アコーディオンカーテン式から壁パネル式になることで、「手動で動かす」ことが必要になるため、若干の手間はかかる。
しかし水曜休市が増える中、「水曜休市の前日の火曜日午後に到着する商品も増えており、その保管が課題だった」という。
保管日数も1日程長くなり鮮度維持が課題となるが、壁パネル式にすることで解消できる。
静岡冷工では「電動アコーディオンカーテンの内側に壁パネルを設置して、状況に応じて選択することもできる」としている。
なお浦和中央青果市場では、20年10月の台風被害(市場浸水)からは完全に立直り、収益も回復している。
地域スーパーを支援
専用ピッキング場提供
茨城県大同青果
茨城県大同青果(鈴木敏二社長、水戸市公設地方卸売市場)では、20年から卸売場に静岡冷工製の壁パネル可動式冷蔵庫を導入していたが、第3期工事として昨年12月、10メートル×10メートルの冷蔵施設を設置した。
地域食品スーパーのタイヨー(本社=茨城県神栖市、38店舗)に月額制でリース。
高鮮度の青果物納入を後押ししている。
同社では以前から、タイヨーの周辺13店舗への対応を行なっていた。
タイヨーのセンターは本社だが、店舗展開が広範囲にわたるため、水戸市場から高鮮度商品を納入することでサポートしていた。
今回の増設でその機能をより強化する。
パネルは1面(前面)で、作業員1人が1分程度で開閉可能。
8℃で運用し、前日夜間からの商品保管、第1便(午前6時〜6時30分発)のピッキング、さらに第2便用に葉物やダイコンなどを保管している。
タイヨーでは「おかげさまで売行き好調な店舗も増えているが、売上高に比べてバックヤードが狭く、商品が置けない。
とくに土日・祝日はその傾向が強くなる。
しかし壁パネル可動式冷蔵庫を使わせてもらうことで、バックヤードが狭い店舗でも鮮度を落とさずに販売できる」と高く評価している。
電動アコーディオンカーテン式冷蔵庫設備の詳細はこちらをご覧ください。
3面壁パネル可動式冷蔵庫設備の詳細はこちらをご覧ください。
4面壁パネル可動式冷蔵庫設備の詳細はこちらをご覧ください。
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