054-246-0636
お電話で2022/12/21 導入事例
農経新聞の記事「静岡市場・東海青果 中堅仲卸も鮮度管理強化 静岡冷工製の冷蔵庫導入」の中で紹介された静岡冷工製の壁パネル可動式冷蔵庫設備の紹介です。
新聞記事では、工事方式やコスト削減の工夫などに触れられていましたが、文章では伝わらない部分を写真にてさらに詳しい「壁パネル可動式冷蔵庫設備増設及び付帯工事 ドッキング式増設工事」をご覧ください。
以前紹介した農経新聞「静岡市場・東海青果 中堅仲卸も鮮度管理強化 静岡冷工製の冷蔵庫導入」記事はこちらからご覧ください。
静岡市中央卸売市場 東海青果では、これまでの鮮度管理についてわずか35平方メートルしかない冷蔵庫設備でやりくりをされており、年々厳しくなっていく温暖化の影響などもあり夏場の鮮度管理の課題を冷蔵庫設備増設拡張することは必須と考えられていました。
鮮度管理の強化や動線確保など作業効率を追求するために、既存の冷蔵庫設備に壁パネル可動式冷蔵庫を組み合わせて増設拡張することで課題解決を目指しました。
工事方式は、既存の冷蔵庫設備を覆うようにして固定式の壁と可動式の壁パネルを設置しました。
その後、元々の冷蔵庫設備の壁(2面)を撤廃しました。
壁パネル可動式冷蔵庫設備完成後の面積は130平方メートル(10m×13m)となり、以前の4倍近くとなりました。
可動式壁パネルは1面だけ採用して他には固定式のドア1か所で、搬入出時のフォークリフトの動線は十分に確保が可能で以前よりも搬入出がスムーズに行われるようになりました。
また、冷蔵庫設備の増設拡張によって庫内での簡単なセット作業も可能となり作業効率がアップしました。
コスト削減については、床を既存のものをほぼそのまま活用しました。元々の冷蔵庫内の床と拡張した部分の床には段差がありましたが、段差をなくしてフラットにはせずになだらかな床になるように施工しました。
現場の声としては、フォークリフトの操作に慣れているため支障はなくコスト削減につながって良かった、とのことでした。
冷蔵庫設備内の空調設備は、既存の小型空調機2機を外し、新たに大型空調機4機を設置しました。
設置機器は増えたものの常にフル稼働する必要はなく、秋期は1〜2機だけ稼働させ、冬期はパネルを開放しておくことで鮮度管理が可能です。
冬期のパネル開放による凍結は、温暖な静岡県では心配なく、都度状況に合わせた稼働が可能となりコスト削減にも貢献します。
静岡市中央卸売市場 東海青果では、来年以降も冷蔵庫設備の増設拡張を検討されております。
冷蔵設備は必須の青果仲卸にとって、使い勝手が良くトータルコストも安いこの冷蔵庫設備を活用していきたい、との声をいただいており、引き続きお客様にとって様々な角度から検討して課題を解決できる最善のご提案をさせていただきたいと思っております。
静岡冷工の製品に関するご質問、ご相談等ござましたらお気軽にお問い合わせください。
静岡冷工の冷凍機、空調設備などに関するご質問、ご相談などお気軽にお問い合わせください。