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お電話で2023/12/29 メディア掲載
千葉市場仲卸 さんひで
品質管理さらに強化
冷蔵施設リニューアル
品質劣化を防ぐためのコールドチェーン確立は、青果仲卸にとっても不可欠。
千葉市地方卸売市場のさんひで(雨宮利治社長、年商33億円)では冷蔵施設をリニューアルし、品質管理をさらに強化している。
同社では20年以上前に青果棟横の買荷保管詰込所に冷蔵庫を2ヶ所(9m×19m、12m×12m)設置した。
ただ、元々地面むき出しのアスファルトで冷却効率が悪いうえ、昨夏に冷凍機(室外機)が不調となり、コールドチェーンの確立に不安を抱いていた。
同社ではグループ会社のファーム・サポートを通じて、茨城県など近郷産地から商品を直接搬入することも。
その場合はとくに鮮度が重視されるので、一次保管するうえでもコールドチェーンは必須であった。
静岡冷工がサポート
冷凍機などを入替え
そこでサポートにあたったのが静岡冷工(静岡市葵区)。
「壁パネル式冷蔵庫」「電動アコーディオンカーテン式冷蔵庫」などで定評があるが、今回は冷凍機などの入替えを担当。
9m×19mの冷蔵庫には冷却機5台と室外機3台(10馬力×2台、4馬力×1台)、12m×12mの冷蔵庫には冷却機4台と室外機2台(10馬力)を導入。照明もLEDライトとし、9月から稼働した。
以前は冷凍機のパワーが弱かったので終日運転させていた。
しかしリニューアル後は夜間の運転を止めて電気代を削減するとともに、芯温や品質に影響ないかなどを確認中。
運転開始からすぐに設定温度(5°C)に下がるため、影響はないという。
業務対応で確保可能
手間かかっても拡大
一方で、これまではスーパーやコンビニなどへの納入が営業の主体だったが、病院給食や飲食店など業務用への対応も意識している。
雨宮社長は「まだ割合としては小さいが、確実に利益を確保できる。大型実需者向けの利益は安定しにくいので、手間がかかっても必須」とする。
コールドチェーンはこの業務対応も後押ししている。
なお取組み当初は、配送は量販店向けのルートに載せていた。
現在は徐々に拡大してきたため業務用の配送ルートも確立させている。
2面壁パネル可動式冷蔵庫設備
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3面壁パネル可動式冷蔵庫設備
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4面壁パネル可動式冷蔵庫設備
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電動アコーディオンカーテン式冷蔵庫設備
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パネル可動式冷蔵庫(1)
パネル可動式冷蔵庫(2)
2面壁パネル可動式冷蔵庫設備
3面壁パネル可動式冷蔵庫設備
4面壁パネル可動式冷蔵庫設備
電動アコーディオンカーテン式冷蔵庫設備(1)
電動アコーディオンカーテン式冷蔵庫設備(2)
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